地域にもよりますが、クレジットヒストリー、アメリカでの雇用歴、収入がないとなかなか賃貸物件の契約をするはハードルが高くなっています。
日本の残高証明は銀行のレターヘッドのない紙切れ一枚なので、現地のリーシングオフィス、大家さんには残高証明書として受け取れないと言ってくる場合もあり、なかなか契約に至らないと言うことも少なくありません。
今回は日本からサンタバーバラに留学で来られた男子2名。二人ともまだ20歳と言う若さ。経験もなく子供の状態でいきなりアメリカで賃貸契約をすると言うのはハードルが高すぎたようです。三週間経っても自分達で賃貸物件の契約ができないため、現在Air BnBに滞在中。
学校は始まるし、住所不定だしで、心配された日本のお父様から連絡を頂き弊社でお手伝いすることになりました。 急で、サンタバーバラの担当者が不在のため、今回は私が自らベイエリアから日帰りで賃貸物件のショーイングと契約交渉をしました。
車を持たない学生にピッタリな大学まで徒歩5分強と言う立地条件がピッタリで、広さもあり、オマケに前テナントの家具までもらえると言うことでしたので、絶対獲得という意気込みで大家さんと交渉しました。
五組ほどの内覧者がいてかなり競争が厳しい状況でしたが、ここがプロと素人さん五組との違い。雇用歴、収入がない外国人学生でも契約できるように大家さんと交渉し、ゲットしました。
まだ現地の銀行口座開設をしていないこともあり、手持ちの現金も家賃とデポジットを払うには不足していると言う事情で、日本からお父様に弊社まで送金をしていただき、弊社から大家さんに初期費用を支払う手続きをしました。
電気・ガス・インターネットの開設はこれからですが、これはアメリア生活に慣れるためにも、サイトと申し込み方法の指導してまず自分でやってみて、どうしても出来ないようならお手伝いするという事にしました。
全て事前に手配してしまうと、いざという時に困るのはご本人ですので、社会生活の一環としてライフラインの手続きはやり方だけ伝えてまず自分でやってみよう、と言うことで解約するときも自分でできるようになります。
ご両親も非常に喜ばれて子供たちにとって私の存在が大きい?と何だかアメリカの親戚のおばさんになってしまったみたいです。おばさんもいいのに住居してもらうことができて嬉しい限りです。
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