全米不動産協会が昨年提出したレポートの中で、不動産業界の将来という項目がありました。それによりますと30年後には不動産会社がオフィスを持つ代わりに共有スペースオフィスに変わると言う話でしたが実際にそのモデルを実践している会社が現れました。
HomeSmart Bay Areaはサンフランシスコのフィナンシャルディストリクトにシェアオフィスを構え、所属するエージェントは自宅がオフィス。必要に応じて共有スペースオフィスを使うという合理的な方法。これにより経費が削減されその分エージェント用にテクノロジーを使ったマーケティングを充実させ、不動産のオンラインビジネスを目指しています。
消費者にとってオフィスがあることの安心感と信用性は大きいですが、実際には不動産会社に行ってエージェントと話すより、ウェブサイト、電話、メールでの問い合わせでオフィスに一度も行くことなく不動産売買が完了というのが現実です。
オフィス設置の経費をマーケティングに使うことで、充実したウェブサイト、物件検索サイトなどのテクノロジーに投資が可能になります。
30年後に共有スペースオフィスと予想されていましたが、数年後にはさらに増加し、気がつけばそれが主流になっていたという可能性は大です。
コメントをお書きください